Exchange Online: サードパーティのメールアカウントへのメールフローの問題 (EX765789)

投稿者: | 2024年4月3日

これって例のGmailポリシー強化によるもの?まだ落ち着いていないのだろうか。

案件 ID: EX765789
影響を受けているサービス: Exchange Online
状態: 調査中
問題の種類: アドバイザリ
開始時間: 2024年4月3日 6:26 JST

ユーザーへの影響

アクションが実行されない場合、電子メール メッセージはサード パーティの電子メール プロバイダーに送信されず、NDR が返される可能性があります。

ユーザーへの影響

アクションが実行されない場合、電子メール メッセージはサード パーティの電子メール プロバイダーに送信されず、NDR が返される可能性があります。

対応が必要です

組織の DKIM、SPF、DMARC レコードが既に確立されていることを管理者がすでに確認していて、ユーザーが NDR で以下のエラー コードを受け取っていない場合は、このメッセージを無視しても問題ありません。 

特定のサード パーティのメール プロバイダーに送信されたメールが送信されず、NDR 内で “550 5.0.350 リモート サーバーがエラー -> 554 メッセージが許可されていません” エラー コードを返すというさまざまな報告がユーザーから寄せられています。これは、潜在的なスパムやその他の悪意のある電子メールの試みに対する回復力を向上させるために、上記のサードパーティによる最近のセキュリティ関連の変更の結果に起因しています。これらの取り組みの一環として、組織の設定に応じて、ユーザーは DomainKeys Identified Mail (DKIM) や Sender Policy Framework (SPF) に対して認証を受ける必要があります。メールを一括送信する場合は、DKIMとSPFの両方が必要です。

追加の診断

このイベントの影響を受けているかどうかを確認するには、システム管理者が https://aka.ms/diagdkim を使用して メール認証レコードが有効であることを確認できます。

最も一般的なメールプロバイダーへの準拠を維持する方法の詳細については、以下のドキュメントを確認してください。

  •  https://techcommunity.microsoft.com/t5/exchange-team-blog/authenticate-outbound-email-to-improve-deliverability/ba-p/3947623
  •  https://senders.yahooinc.com/best-practices/
  •  https://blog.google/products/gmail/gmail-security-authentication-spam-protection/
  •  https://support.google.com/a/answer/81126?sjid=5311047348187561597-AP&visit_id=638423284841435821-570308123&rd=1